厚木市在住、30代女性の会社員。
1週間前から手首の親指側に激しい痛みが出始めました。
仕事で重たいものを持ったり、
同じ動作を繰り返したりと、
手首には相当な負担がかかっているようです。
自分で湿布をしたりと、
対策をしてみますが、一向に激痛はよくなりません。
以前、同じような痛みで病院に行ったところ、
腱鞘炎と診断され、電気を流したりしたそうですが、
それでも改善しませんでした。
ということで、
今回はインターネットで調べて、
当院のことを見つけて来院。
手首の状態を診てみると、
熱を持っていて、若干腫れています。
そして、腕までも腫れが出ていて、
少し触ったり動かしたりするだけで激痛です。
このような場合、
治療をする際には無理に動かしません。
そっとしておきます。
横向きに寝てもらって、
本人が一番楽な体勢をとってもらい、
そこで鍼灸治療を行っていきました。
痛みが出ている場所や、
その他にも腕や肩周りにも行っていくと。
「あれ?痛みがないです!」
と驚いていました。
そして、
「痛みが引いたので今まで通り仕事を続けていいですか?」
とのことだったので、
手首に負担のかからない手の使い方や、
日頃からのケアの仕方を教えていきました。
治療を終えて痛みが無くなっても、
痛めた場所が完全に修復したわけではありません。
今まで通り負担をかけ続けていると痛みは再発します。
痛みは身体からのサインで、
「これ以上ここに負担をかけないように。」
ということでもあるので、
痛みがあるときは無理をせず、早めに治療を受けるようにしてください。