皆さん【未病】って言葉ご存知でしょうか?
東洋医学でいう「未病」は、文字通り「未だ病気ではない」という意味です。
病気はある日突然発症するわけではありません。
土にまいた種が芽を出すようにジワジワと成長していきます。
多くの人が、体調が悪くなったり、健康診断で体に異常が見つかったことをきっかけに初めて病院に行きます。
「毎年、健康診断を受けているから大丈夫」と言われる方も多くいます。
検査結果によっては健康か病気か白黒に判定されますが、グレイゾーンとなる未病は発見されにくいのです。
健康診断では異常が見つからなかったのに、数ヶ月後に病気を発症してしまったというケースもあるそうです。
病気にならない為にも、未病のサインを見逃さないことが大切です。
どこかに不調があれば体は必ずサインを出します。
痛みや寒気、吐き気、不眠、食欲の低下、めまいなど様々なサインがあります。
このような症状を見て見ぬふりをしてしまうと、未病から病気へと移行してしまいます。
免疫力を高めるにはいろいろな方法がありますが、まずは食事や睡眠、運動、ストレス管理など、日々の生活習慣を見直す必要があります。
症状や病気が発症してから治療をすると、治るのに長い時間やお金がかかってしまいます。
それらの症状が出ないようにメンテナンスをすることがとても大切です。
鍼灸治療を有効活用して未病を無くし健康な体づくりをしましょう!!