今となってはマスクが必需品ですが、マスクの下では鼻呼吸してますか? 口呼吸してますか?
熊本日日本新聞が県内の男女628人に行った調査によると、マスクの着用による息苦しさから、口呼吸になっている人が増加していると明らかになったそうです。
マスクを着けていない時に口呼吸している人が12%だったのに対し、マスク着用時は25%に増加。
さらに気温が高くなると、口呼吸する人が増えることが予測されます。
口呼吸のデメリットについて、呼吸と自律神経の専門家である順天堂大学医学部教授小林市弘幸先生によると...
『鼻呼吸は空気が鼻腔の粘膜を通ることで、ウイルスや細菌などの異物を除去してくれる。
しかし口呼吸だと鼻腔による異物除去機能がないため、異物で汚れたままの空気が肺に入ってしまう。
さらに口呼吸で吸い込まれた空気は、鼻呼吸のに比べて冷たいため肺や腸、横隔膜を冷やし細胞の炎症を引き起こす可能性がある。そのため口呼吸は感染症を含む、万病のもとになる。』
と話しています。
そこで小林先生は1日1分、自分の呼吸と向き合う《長生き呼吸法》を紹介しています。
① まっすぐ立ち、両手は左右のお腹のろっ骨の下をつかむ
② 上体を前に倒しながら、6秒口から息を吐く
(同時に脇腹の肉をおへそに集めるイメージで両手に力を入れ、腸に刺激を与える)
③ 背中を反らしながら、3秒鼻から息を吸う
(同時に腸に刺激を与えていた両手の力をゆるめる)
※1日1分、②~③を繰り返す
みなさんも無意識に口呼吸しているかもしれません。
意識して鼻呼吸するように心がけましょう。
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