最近女性を中心に増えつつあるのが「低体温」です。 新型コロナウイルスの影響で「体温を測るのが日課になった」という人が増え、それに伴い、自分が「低体温」だと知る方も多くていらっしゃいます。
日本人の平熱
平熱は何度くらいですか?日本人の約7割がワキ下検温を行っており、体温は約36.6度〜37.2度の間だといわれています。早朝は低く、夕方に高くなる傾向にあり、加えて運動や時間、気温、食事、睡眠、生理周期、感情の変化などでも体温は変わってきます。 ところで、新型コロナウイルス感染症対応の検温では目安は「37.5度」となっています。なぜかといえば、感染症法では37.5度以上を「発熱」、38.0度以上を「高熱」と分類しているからだと思います。 検温で体温が低ければいいと思われがちですが、当然限度はあります。 高熱だけでなく、注意したいの は 36度以下の「低体温」です。
自覚症状は無く、ストレスでも起こる
女性を中心に子どもや男性にも36度以下の低体温の人が増えつつあります。冷え症などと違い、低体温は自覚症状がほとんどありません。体温計で測らないと気づかない人も多いのですが、新型コロナウイルスの感染流行で検温する機会が増え、低体温だと分かるケースが増えてきています。 ・体温の調節機能が弱まる。 ・筋力低下 ・きつめの下着を長時間着けている ・自律神経、ホルモンの乱れ ・食生活の乱れ などが原因だと言われています。 低体温になると免疫も低下して風邪などにもかかりやすくなるので、要注意です。
体温をあげる方法
①入浴で体温アップ 入浴は疲れを癒すだけでなく、体温アップにも効果的です。 ②適度な運動 適度な運動で筋肉に刺激を与えることで、体温の低下を防止できるといわれています。 ③温かい飲み物 夏は暑いので冷たい飲み物を飲みがちですが、温かい白湯やお茶などを飲みましょう。 ④バランスのいい食事 温かい食べ物もいいと言われ、栄養バランスのいいものを食べましょう。特に夏はニンニクや生姜がおすすめですよ。 夏野菜は体を冷やす作用がありますので、生野菜ではなく火を通して食べてくださいね!
最後に・・・
夏は、気温が高いため湯船に浸からなくても大丈夫。と思っていませんか? クーラーの冷たい風、冷たい食べ物等で体は冷えてしまいますので、10分〜15分程度湯船に浸かり体を温めてくださいね!! 体温を上げて免疫力を高めましょう(^-^)/