たかが寝違え、されど寝違え。

朝起きると首が痛くて動かせない、「寝違え」

この寝違えに悩まされたことのある方も多いのではないでしょうか。

実は対処法を間違えている人も少なくないのです。

 

寝違えた時、正しくはどう処置すればいいのか?

また、どうすれば寝違えを予防できるのか? を紹介しています。

 

是非参考にしてください。

 

 

寝違えとは

私たちが「寝違え」と呼んでいるものは、医学的には「急性疼痛性頸部拘縮」「急性頸部痛」などと呼ばれています。頸部(首)のあたりに起こる炎症、という意味です。ご存知の通り、放っておいても治る炎症です。

 

 

寝違えの原因

寝違えでは、レントゲンやCTなどの画像検査で異常がみられないことがほとんどです。どのようなメカニズムで痛みが起こっているのか明確には解明されていません。

しかし寝違えの原因として考えられるいくつかの要素があります。

 

○ 姿勢が悪い

寝違えの原因でパッと思い浮かぶのは「寝ている時の姿勢が悪いから」ではないでしょうか。悪い姿勢は筋肉に多大な負担をかかるので、もちろん重大な原因の1つです。

不自然な姿勢で長時間過ごすことによって、筋肉のねじれが起こったり神経や血管が圧迫されたりして痛みが発生します。普段であれば寝返りなどをして自然に回避しているのですが、疲れが溜まっていたり、ソファで寝たりすると寝返りが減り、寝違えの原因になってしまいます。

寝ている時だけではなく、起きている時の姿勢も注意が必要です。特にデスクワークなどで、ずっと同じ姿勢でお仕事をしているという方は、筋肉が固まってしまって寝違えの原因に繋がってしまうこともあります。

 

 

○ 寝具があっていない

上記の「姿勢が悪い」の補足 になりますが、寝具が合っていないというのも無理な姿勢の原因になります。 まず、マットレスは柔らかくふわふわのものを使っているという方。これはあまりおすすめできません。なぜなら、マットレスは硬めの方が寝返りがしやすいから。特に寝相の良い方は就寝中の姿勢がずっと同じだという可能性が高いので、特に「寝返りのしやすさ」に気を遣うと良いかもしれないですね。

 

 

○ 血行不良

血液は身体全体に流れ、老廃物などを流してくれる役割を担っています。つまり、血行不良が起こると老廃物が溜まってしまうということです。この状態で筋肉に疲労が溜まることが、寝違えに繋がるのです。 血行不良を防ぐには日頃からお風呂(湯船)に入ったり、マッサージをしたりして身体を冷やさないことが第一ですが、運動不足や食生活の乱れがないかどうかも振り返って考えてみると良いでしょう。

 

 

○ ストレス過多

普段の生活でストレスを感じていると、寝違えが進行してしまうことがあります。なぜかというと精神的なストレスがかかると気づかないうちに身体が緊張状態に陥ってしまうからです。筋肉が変に力んでしまい、寝違えを起こしてしまうのです。

 

 

○ 暴飲暴食

暴飲暴食は意外と知られていない寝違えの原因です。実際「送別会や歓迎会が多くなる3~4月は寝違える人が多発している」というデータもあるそうです。

 

 

 

寝違えの対処

 

○ 冷やす

最初に述べたように、寝違えは「炎症」なので冷やしましょう。冷やす時におすすめなのが《アイスバッグ(氷嚢)》です。アイスバッグなら温度が零度以下にならず冷やしすぎを防げます。さらに患部に密着することができるので効率よく冷やすことが出来ます。最近では100均でも売っているので、一家にひとつはあると便利ですね。なかったら保冷剤などをタオルで包んで使うのもアリです。

 

 

○ 安静

むやみやたらに首を触ったり動かそうとしたりせず、安静にしましょう。

 

 

 

寝違えの予防

 

○ 寝る前のストレッチ

寝違えた時のストレッチは厳禁ですが、寝る前にストレッチをするのは推奨されています。ストレッチと言ってもそんなに本格的なものではなく、首を色々な方向へグッと倒して首~肩周りの筋肉をほぐしておくというものがおすすめです。 他にも、ラジオ体操も内臓を動かし代謝を上げる効果があるため、寝違え予防としては適しているのだとか。生活に導入してみてはいかがでしょうか。

 

 

○ 室温を下げすぎない

夏場はどうしてもクーラーをつけて部屋をキンキンにしてしまうという方。これでは筋肉も固まりますし、血行も悪くなります。設定温度には気を付けましょう。

 

 

〇 暴飲暴食に気を付ける

暴飲暴食は寝違えの原因という話の通り、泥酔状態で寝てしまうと内臓の調子が悪くなり、筋肉のねじれに繋がります。飲み会の後などは寝る前にお水や、経口補水液などを飲んで酔いを緩和しておくのもいいでしょう。 ひどく疲れている時も泥酔時と同じ状態になり、寝違えが減ったり血流が悪くなったりします。注意しましょう。

 

 

まとめ

確かに病気や大きな怪我ではありませんが、痛みで日常生活もままならない「寝違え」は決して軽視してはいけない存在です。

たかが寝違え、されど寝違えです。

是非参考にしていただいて、正しい処置や予防法を実践し、寝違えとは無縁の生活を送りましょう。

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