卵子は胎児期が一番多く、その後は増えることなく減り続けます。
卵子の数は胎児期の20週の頃が一番多く、 卵巣の中に600万個~700万個ほど持っています。
これらの卵子の数は生まれてくるときには200万個まで減少し、その後も減少は止まることがなく、
思春期には30万個~50万個まで減少し、37歳ぐらいには2万個まで減ることになります。
最終的に閉経時には1000個ほどになると言われています。
毎月の排卵は1個ずつですが、それ以外にも毎月1回の排卵時に約1000個の卵子が消失していっているのです。
卵子は、年齢を重ねるのと一緒に歳を重ねていく事になります。
どれだけ、見た目が若々しくても、気持ちを若く保っていても、卵子は老化し、減少をしていきます。
卵子の老化
卵子の老化は40代に入って突然始まるわけではありません。
妊娠のしやすさは32歳ぐらいまでは緩やかな下降ですが、33歳を過ぎると下降スピードが速くなり、さらに37歳を過ぎるとより急激に下降していきます。
卵子の質の低下に関しては、35歳頃から染色体異常の割合が増加してくると言われています。
体外受精での数値になりますが、32歳までは20%以上あった出産率が、33歳では20%を下回り、37歳では15%までさがってしまい、その後も出産率は下がり続け40歳では10%を下回ってしまいます。
出産率は下がる一方で、流産率に関しては35歳では10%強であったものが、40歳になると20%近い数値になり、その後も上がり続け、45歳を過ぎると35%を超えてきます。
「卵子の老化」という言葉は広く知れ渡りましたが、まだまだ30代後半、40代の話だと思っている人も少なくありません。
特に、女性より男性にその傾向があるように感じます。
不妊の定義は、 ”妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年間妊娠しないもの”を指しますが、1年間自己流の妊活を続けてもいいのは35歳ぐらいまでです。
男性が不妊検査や不妊治療にあまり乗り気でない場合は、年齢とともに卵子も精子も老化すること、そしてそれらは40代の話ではなくて、35歳ぐらいから意識しておかないといけないという事を伝えお互いが分かるようにしておくことが大切ですね!
卵子の老化は不妊治療でも解決できない
不妊治療をすれば40歳を過ぎていても容易く妊娠できるのではないかと思っている方が多くいらっしゃいます。
しかし上記でも書きましたが、40歳以上の不妊治療での出産率は10%未満です。
その後も出産率は下がり続け、43歳では5%前後まで下がります。
もちろん、この出産率はクリニックによって多少変動するでしょうが、それでも低い数値であることには変わりありません。
一旦老化してしまった卵子は不妊治療の技術をもってもどうしようもすることはできないのです。
そればかりか、そもそもの採卵自体も難しくなっていきます。
20代後半や30代前半であれば10個以上採卵できた卵子も、30代後半や40代に入ると採卵できる数が減少していくのと同時に、採卵できてもうまく受精できなかったり、受精しても胚盤胞まで分割しないことも多々あります。
これは年齢とともに、卵子の質が低下していたり、卵子の残りの数そのものが少なくなっているのが原因です。
卵子の老化は今の現代医学ではどうしようも出来ませんが、今できることは、これ以上卵子の質を落とさないことです!!
その為にも、たばこを吸う習慣のある人は1日でも早く禁煙をするようにしましょう。
また、ごくごく当たり前のことになりますが、規則正しくバランスの取れた食事をとる事、しっかりと睡眠をとることなどが卵子にとっても大切になってきます。
また、やせすぎや太りすぎも卵子の質を低下させる要因になりますので、適正体重を維持するように心がけましょう。
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