不妊の定義
世界保健機構(WHO)のマニュアルでは不妊症の定義を
「避妊しない性行為によって少なくとも1年経過しても妊娠にいたらない」場合としています。
現在では約15%は不妊症といわれています。
WHOは、男性にのみ不妊原因があるカップルが24%
女性にのみ不妊原因があるカップルが41%
男女ともに原因があるカップルが24%
原因不明が11%と報告しています
不妊の約半数以上が男性側に問題があるという結果が出ています。
すなわち、不妊の原因は女性だけではないということですね。
男性不妊症の原因
造精機能障害(精子形成障害):精子がたくさん作れない
精路通過障害:精子が通れない、でてこない
性機能障害:性行為ができない
造精機能障害が82.4%、精路通過障害が3.9%、性機能障害が13.5%であり以前の調査と比較して性機能障害の割合が増加していることがわかっています。
結婚前にすでに精液所見が悪化している?
女性は年齢が上昇すると妊娠しにくくなりますが、最近
男性でも年齢とともに元気な精子数が減少することが知られてきました。
最近の晩婚化により、結婚前にすでに精液所見が悪化している男性が増えています。
ブライダルチェックを受けた男性の7~8%で精子数の減少もしくは運動性の低下が認められ、1~2%で無精子症が認められました。
すなわち、妊活前の男性の約1割で精液所見に問題があると言うわけです。
今すぐに出来る改善方法
1. ウォーキングなどの軽めの運動(メタボ対策)
2.緑が多い1日3食、バランスのとれた食事
3. 睡眠をしっかりと取る
4. 長風呂をせず、長時間のサウナも避ける
5. タイトな下着は避ける
6. 深酒せずに適量飲む
7. 禁煙
生活習慣病があると精巣の働きももうですが身体に不調をきたします。
女性も男性もホルモン環境を整えるのには、きちんとした栄養分と十分な睡眠が必要です。 。 他にも、飲酒、喫煙など精子を作る力を落とすと報告されていますので妊活中はなるべくひかえるようにしましょうね!!
身体の疲れがなかなか抜けない、眠れないといった症状をお持ちの方は、一刻も早く身体のメンテナンスをすることをオススメします。
眠れないと疲れが取れない、身体の疲労も回復しない・・・
とても悪循環です。
鍼灸治療は、そんなお悩みを解決することが可能です。
どんなことでもお気軽にご相談下さい。