逆子は何週目まで鍼灸できる?

逆子

逆子は妊娠何週目まで鍼灸治療ができるのか?【30週以降もご相談ください】

「もう週数が進んでいるから手遅れかも…?」と心配される妊婦さんへ。当院では妊娠38週で逆子が戻った例が多数あり、昨年は帝王切開当日の妊娠39週で戻ったケースもあります。結論から言うと、妊娠30週を過ぎても鍼灸治療は検討する価値があります。ここでは、週数ごとの目安・通院頻度・安全面をわかりやすく解説します。


結論:いつまで可能?週数ごとの目安

妊娠週数 おすすめ対応 ポイント
~28週 経過観察+セルフケア指導 自然に戻ることも多い時期。姿勢指導と軽いお灸練習を開始。
28~34週 鍼灸のゴールデンタイム 骨盤周囲・足の経絡調整+至陰(足の小指)のお灸など。週2回ペースが目安。
35~37週 まだ十分に試す価値あり 胎動の出やすい時間帯に合わせて施術。体位指導を併用。
38~39週 当院では戻った実績あり 個別評価が必須。38週での矯正例が多数/39週当日での矯正例の実績

ポイント
「週数が遅い=絶対に戻らない」ではありません。
ただし早めに始めるほど成功率は高い傾向があるため、逆子がわかった時点でご相談ください。

当院の実績と方針

  • 38週で頭位に戻った症例が多数
  • 帝王切開当日の39週で頭位に戻った症例(昨年)
  • 妊娠30週を過ぎても、母体の血流・筋緊張・自律神経を整える目的で鍼灸を積極的に提案

施術の流れ(初回~)

  1. 産科の検査内容の確認:週数、胎盤位置、羊水量、合併症の有無など。
  2. 体の評価:骨盤周囲のこわばり、下肢の冷え、呼吸の浅さ、睡眠状況。
  3. 鍼+お灸:骨盤周囲の筋緊張を緩め、下肢末端(例:至陰・三陰交など)で血流と自律神経を整える。
  4. 体位・セルフ灸の指導:安全範囲での寝方・過ごし方を具体的に。

通院頻度の目安

  • 28~34週:週2回+ご自宅でのセルフ灸(毎日~隔日)
  • 35~37週:週2回ペースを維持しつつ、体位指導を強化
  • 38週以降:主治医と連携しながら個別判断で短期集中(例:2~3日連続)

安全面と注意事項

  • 必ず産科主治医の診断・方針を優先してください。
  • 前置胎盤・出血・破水兆候・切迫早産など医学的禁忌がある場合は施術を行いません
  • 施術は刺激量を最小限に調整します。

よくある質問(FAQ)

Q. 30週を過ぎています。意味はありますか?
A. はい、あります。当院では38~39週で戻った例もあり、週数が進んでいても母体側の条件(血流・筋緊張・睡眠)が整うと戻る余地は残ります。
Q. 何回くらい通えばいいですか?
A. 目安は週2回で1~2週間。週数が進んでいる場合は短期集中をご提案します。
Q. 自宅でできることは?
A. 就寝・起床のリズムを整え、骨盤周囲が固まる姿勢を避け、指導したセルフ灸と体位を続けます。冷え対策も重要です。
Q. 施術は痛くありませんか?
A. 細い鍼と穏やかなお灸を用い、妊婦さんの体勢と安心感を最優先で進めます。

当院からのメッセージ

逆子は「時間との勝負」の面もありますが、母体のコンディションを整え切ることも同じくらい大切です。
妊娠30週を過ぎても諦めずに、まずは一度ご相談ください。


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