冬になると「頭皮が冷たい」「かゆい・乾燥する」「髪のボリュームが落ちた気がする」などの変化を感じやすくなります。
当院では、冬特有の頭皮トラブルに対して、鍼灸で“巡り”と自律神経のバランスを整えることに加え、幹細胞培養液(※)で頭皮環境をケアする組み合わせをご提案しています。
※本記事でいう「幹細胞培養液」は、頭皮・肌環境を整える目的で用いられる外用/導入ケアを指します。医薬品ではなく、効果には個人差があります。治療・診断が必要な皮膚疾患が疑われる場合は医療機関をご受診ください。
冬に「頭皮が冷える」3つの理由
1)気温低下で末端の血流が落ちやすい
体は寒さを感じると、熱を逃がさないために血管が収縮しやすくなります。頭皮も例外ではなく、冷えが続くほど血流が落ちやすい状態になります。
2)首・肩のこりで“頭への巡り”が滞る
冬は肩をすくめる姿勢が増え、首・肩が固まりがちです。首まわりが硬いと、頭皮へ向かう血流の流れがスムーズにいかないことがあります。
3)乾燥+皮脂バランスの乱れで頭皮が不安定に
空気の乾燥、暖房、熱いシャワーなどで、頭皮が乾燥しやすい季節。バリア機能が落ちると、かゆみ・フケ・赤みなどの不調が出やすくなります。
頭皮の冷え・血行不良チェック
- 頭皮を触るとひんやり冷たい
- 分け目が広がった気がする/ボリュームが出にくい
- 頭が重い・目の疲れ・肩こりが強い
- フケ・かゆみ・つっぱり感が増える
- 寝つきが悪い/眠りが浅い(自律神経の乱れサイン)
改善の考え方:ポイントは「頭皮だけ」より“全身から”
頭皮は、体の一部です。
頭皮の冷えや血行不良を根本から整えるには、
- 首・肩・背中の緊張
- 自律神経(緊張とリラックスの切り替え)
- 睡眠の質
- 末端冷え(手足)
など、全身の状態が重要になります。
鍼灸でできること:頭皮の“巡り”とスイッチを整える
鍼灸は、頭皮だけにアプローチするのではなく、首・肩・背中・手足も含めて整えられるのが強みです。
鍼灸アプローチ例
- 頭皮・側頭部・後頭部:こわばりをゆるめ、巡りを促す
- 首肩〜肩甲骨周囲:頭への通り道を確保する
- 自律神経ケア:睡眠・緊張・ストレス反応を整える
- 冷え体質ケア:末端の冷えを改善し、全身循環を底上げする
※施術の目的は「血流・緊張・頭皮環境を整えるサポート」です。発毛を保証するものではありません。
幹細胞培養液でできること:頭皮環境の“土台ケア”
冬の頭皮は、冷えに加えて乾燥・摩擦・皮脂バランスの乱れが起こりがちです。
幹細胞培養液を用いたケアは、頭皮を健やかに保つための土台づくりとして取り入れられることがあります。
こんな方に相性が良いケース
- 乾燥で頭皮がつっぱる・かゆい
- 季節の変わり目に頭皮が荒れやすい
- 頭皮が硬い/保湿しても追いつかない
- ホームケアだけでは限界を感じている
※製剤や導入方法は施設により異なります。安全性や適応の確認のため、カウンセリングで状態を確認してからご案内します。
なぜ「鍼灸+幹細胞培養液」が冬におすすめなのか
冬の頭皮ケアは、ざっくり言うと
- 鍼灸:巡り・緊張・自律神経を整えて“届く状態”を作る
- 幹細胞培養液:乾燥しがちな頭皮をケアして“整った環境”を保つ
という役割分担で考えると分かりやすいです。
「頭皮が冷えて硬い」「首肩がガチガチ」「睡眠が浅い」などが重なる冬は、両方を組み合わせることで相乗的に頭皮環境を整えやすい傾向があります。
自宅でできる!冬の頭皮セルフケア3選
1)ドライヤーは“頭皮から乾かす”
髪から乾かすと頭皮が湿ったまま冷えやすいです。頭皮→髪の順で、温風→最後に冷風で引き締めがおすすめ。
2)首を温める(頭皮より効くことも)
ネックウォーマー、蒸しタオル、入浴で首まわりを温めると、頭皮の冷え感が変わりやすいです。
3)頭皮マッサージは“擦らず、動かす”
爪を立てず、指の腹で「頭皮をズラす」イメージで。1日1分でもOK。やりすぎは逆効果になることもあるので程よく。
注意が必要なケース
- 赤み・湿疹・強いかゆみが続く
- フケが大量、ジュクジュクする、痛みがある
- 急激な脱毛(円形脱毛など)が疑われる
この場合は、自己判断で強い刺激を与えず、皮膚科など医療機関の受診もご検討ください。
町田で冬の育毛・頭皮ケアなら|さがみ鍼灸整骨院
冬の頭皮冷えは「体質・姿勢・睡眠・ストレス」などが絡むことが多く、頭皮だけ見ても改善しにくいケースがあります。
当院では、カウンセリングで状態を確認しながら、鍼灸+頭皮環境ケア(幹細胞培養液)+生活アドバイスを組み合わせて、無理なく続けられるプランをご提案します。
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