寒さが厳しくなるこの時期は、ぎっくり腰が急増します。特に過去に腰痛を経験したことがある方は、年末の忙しさ(大掃除・買い出し・長時間運転・帰省準備など)で負担が重なりやすく要注意です。
そして年末は「痛みが出てから」より、出る前に整えることが重要。短期間でもコンディションを戻しやすい方法として、当院では鍼灸によるケアをおすすめしています。
ぎっくり腰が増える“年末あるある”
- 冷えで筋肉がこわばり、動き出しが硬い
- 中腰姿勢(掃除・片付け・荷物の持ち上げ)が増える
- 疲労と睡眠不足で回復が追いつかない
- 運動量低下で股関節・足首が固まる
ぎっくり腰は「腰だけ」の問題ではありません
ぎっくり腰は腰に痛みが出ますが、実際は足元の冷え、お尻の筋肉の負担、股関節の硬さ、ふくらはぎ疲労でアキレス腱が伸びにくいなど、下半身の連動が崩れた結果として起きることが多いです。
つまり、腰だけ揉んでも再発しやすい…。だからこそ、当院では「筋肉の緊張をほどき、血流と神経の働きを整える」鍼灸で、ぎっくり腰が起きやすい土台そのものを整えていきます。
年末のぎっくり腰予防に鍼灸がおすすめな理由
1)冷えで固まった筋肉を、深部からゆるめやすい
寒さで腰・お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉は守りに入り、強く緊張します。鍼灸は、表面だけでなく深い筋肉の緊張をピンポイントで緩めやすいため、動き出しの怖さや重だるさが強い時期に相性が良いケアです。
2)血流を促し「回復しやすい体」に整える
疲労が抜けない、足が冷える、筋肉がパンパン…という状態では回復が遅れます。鍼灸で巡りを整えることで、回復が追いつく体をつくりやすく、年末の負担が蓄積しにくくなります。
3)股関節・お尻・ふくらはぎまで一緒に整えられる
ぎっくり腰予防は「腰」よりも、むしろ股関節の硬さ、臀部の負担、ふくらはぎ疲労の影響が大きいこともあります。当院では腰だけでなく、原因になりやすい部位まで評価して、鍼灸+手技で連動を整えていきます。
自宅でできる“年末の最低限ケア”
足元を冷やさない(最優先)
- 靴下+レッグウォーマーで足首を冷やさない
- 床の冷え対策にスリッパ/ルームシューズ
- シャワーで済ませず湯船で温める
同じ姿勢を続けない
- 座りっぱなしは30〜60分に1回立ち上がる
- 掃除は「一気に」より「小分け」で腰を守る
痛いのに無理なストレッチはしない
「痛いのに無理に伸ばす」のは逆効果になることがあります。張りを感じる程度で止め、温めて軽く動かすを基本にしてください。
こんな方は年越し前のケアがおすすめです
- 毎年この時期に腰が怪しくなる
- 過去にぎっくり腰をしたことがある
- 足先が冷えやすい/ふくらはぎが張る
- 股関節が硬く、しゃがむ動作がつらい
- 年末の掃除や移動が控えていて不安
年末は「痛くなる前」に整えて、安心して年越しを
ぎっくり腰は、発症してからの回復よりも起こさない準備が何より大切です。年末年始を痛みなく過ごすために、足元の冷え・股関節の硬さ・お尻やふくらはぎの疲労を、今のうちに整えておきましょう。
年末のぎっくり腰予防・メンテナンス(鍼灸)
「腰が怖い」「最近股関節が硬い」「足が冷えてつらい」など、気になる症状がある方は早めのケアがおすすめです。状態に合わせて原因を確認し、鍼灸+手技で負担の出やすい部位まで整えていきます。
ご予約・ご相談はお電話:042-722-5885


