それは根性や意志が弱いからではなく、人の脳が“今までのやり方”を好む性質があるからです。
この記事では、自己流の落とし穴と抜け出し方を今日から実行できる形でまとめました。
1. なぜ自己流に固執してしまうのか(心理バイアス)
- 一貫性バイアス:いったん選んだ方法に“正しさ”を感じ続ける。
- サンクコスト効果:時間・お金・努力を注いだ分、やめにくくなる。
- 選択過多:情報が多すぎて決められず、慣れた自己流へ戻る。
結論:仕組みで上書きしない限り、意志では負けます。
「やる気がなくても実行される設計」に変えることが先決です。
2. “自己流妊活”の代表例とリスク
- 極端な食事(糖質ゼロ/断食の繰り返し)→エネルギー不足・睡眠質低下
- 気分で運動(やる日とゼロの日)→自律神経の乱高下
- 夜更かし+朝食抜き→体温・ホルモンのリズム崩れ
- サプリ頼み/排卵日アプリ頼み→土台(生活)の遅れを見落とす
医療は“増幅器”。生活の土台が整っているほど、通院や治療の効果がブレにくくなります。
3. まずは可視化:3つの基準だけ見る
アプリやノートでこの3つだけを毎日チェック。細かい栄養素や完璧なメニューは後回し。
項目 | 目安 | 最初の目標 |
---|---|---|
就寝・起床時刻 | ±30分以内の一定リズム | 23時台就寝/6–7時台起床 |
食事のリズム | 1日3食・同じ時間帯 | 朝7–9/昼12–14/夜18–20 |
日中の活動量 | 早歩き合計20分以上 | 10分×2回から開始 |
4. 脱・自己流の5ステップ
- 目的を再定義:“妊娠=確率を上げるゲーム”。1回で決めず、毎日の習慣で確率を底上げ。
- 2週間のリセット期間(完全ではなく“70点連続”)
- 毎食たんぱく質(手のひら1枚:魚・肉・卵・大豆)+主食を抜かない
- 早歩き10分×2回(出勤前と夕方)
- 就寝90分前の入浴(ぬるめ15分)→スクリーン1時間オフ
- カフェイン・アルコール・加工食品はいまの半分
- 伴走者を決める:医療機関で計画を、補完ケア(鍼灸・整体)で自律神経と血流をサポート。
週1回、LINEで生活チェックを報告(可視化+継続のため)。 - IF–THENプランニング(自動化のコツ)
- もし雨で歩けない→家の階段を3往復
- 帰宅が遅い→風呂・ストレッチを先にして軽食
- 外食が続く→主食+たんぱく+野菜の3点に絞る
- 週次レビュー:やめるリストを作る(夜のSNSだらだら/食事抜き/寝る直前の仕事)。
次の1週間は“やめる1つ+続ける2つ”だけ決める。
5. ケーススタディ(例):40歳・フルタイム・通院中
Before:夜更かし・朝食抜き・週0〜1回運動。移植2回陰性。
通院2週間:23時台就寝/朝食固定/早歩き10分×2/入浴→スクリーンオフ。
体調の波が減り、基礎体温の低温期が安定、日中の眠気が改善。
その後:採卵周期に合わせて鍼灸で自律神経を調整。
「やる気がない日でも“歩く10分”はできる」状態が定着。
※個人の一例。効果には個人差があります。
6. よくある質問
Q. 続かないのですが?
A. 一発逆転のようなギャンブルで妊活は成功しません。行動を小さく分けて、その小さなこと1つだけでも行動することから事から始めてみて下さい。小さなことの積み重ねが大きなことにつながります。
Q. 仕事が不規則です。
A. 夜勤がある仕事等でも睡眠や食事は欠かせません。時間帯が違っても行動は同じです。生活の順番がズレていても質と量を向上させることは出来ます。
Q. サプリは必要?
A. サプリに頼って不摂生な生活がプラマイゼロにはなりません。土台は食事・運動・睡眠のリズムです。
7. まとめと次の一歩
- 自己流に固執するのは“脳の仕様”。仕組みで上書きする。
- まずは2週間の70点連続でリズムを整える。
- 医療+補完ケア+可視化の三位一体で、治療のブレを小さく。
今日のタスク:就寝時刻を決める/朝食にたんぱく質を入れる/10分歩く×2。
これだけで、自己流のループから一歩抜け出せます。
不調・持病・服薬中の方は必ず医療者にご相談ください。体験や効果には個人差があります。
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