どうして私だけ授からないのだろう—落ち込んだら「体から整える」妊活ケアで心も回復
心と体はひとつのチーム。体が整うと自律神経が落ち着き、心の回復力(レジリエンス)も自然に上がります。このページでは、落ち込んだときに役立つ体から心を立て直す具体策をまとめました。
目次
- まず気づく:落ち込みのサイン
- その場で整える:メンタル応急箱(3分)
- 心は体から整える:5つの血流ケア
- 落ち込みにくい土台を作る生活リズム
- 思考を整える:優しい言葉の選び方
- パートナーと乗り越えるコツ
- 当院のサポート(鍼灸・よもぎ蒸し・生活指導)
- よくある質問
1. まず気づく:落ち込みのサイン
- 眠りが浅い・寝つけない/起きた瞬間からどっと疲れている
- 呼吸が浅い・胸がつかえる感じが続く
- 甘い物やカフェインに手が伸びやすい
- 首肩こり・冷え・胃腸の不快感が増える
- 「全部自分のせいだ」と極端に考えてしまう
これらは自律神経の乱れや血行不良のサイン。体面からアプローチすると心が追いついてきます。
2. その場で整える:メンタル応急箱(3分)
① 4-6呼吸(60秒)
4秒で鼻から吸い、6秒で口から吐く × 6回。吐く息長めで副交感神経をオン。
② ツボ押し(60–90秒)
合谷(ごうこく):親指と人差し指の付け根。痛気持ちいい強さで片手15回。
三陰交(さんいんこう):内くるぶしの上、指4本分。左右各15回。
③ 5-4-3-2-1 グラウンディング(60秒)
見えるもの5/触れるもの4/聞こえる音3/匂い2/味1を心の中で数え、今ここに意識を戻します。
3. 心は体から整える:5つの血流ケア
- 温める:腹巻き・レッグウォーマー・湯船(38–40℃で10–15分)。
冷えを取ると子宮・卵巣周囲の血流が上がり、緊張もゆるみます。 - ゆるめる:肩甲骨・股関節のやさしいストレッチを就寝前に3分。
- 巡らせる:こまめに1分歩く。座り仕事は45–60分に一度、立ち上がって足首回し。
- 栄養を入れる:たんぱく質・鉄・亜鉛を毎食。
例)ご飯+納豆+卵/鶏むねor鯖/小松菜味噌汁/胡麻。 - 整えるケア:鍼灸・よもぎ蒸し・カッピングは血行と自律神経の調整に有効。体が緩むと「考えすぎ」が自然に減ります。
4. 落ち込みにくい土台を作る生活リズム
- 睡眠:就寝・起床を固定。23時台に寝る/朝日を浴びる。
- カフェイン:午後は控えめに。代わりに白湯・麦茶。
- スマホ時間:寝る1時間前は画面オフ。紙の読書で入眠スイッチ。
- 予定の入れ方:通院・検査の前後に「ごほうび時間」を10分でもセット。
5. 思考を整える:優しい言葉の選び方
落ち込む言葉から、心が回復する言葉へ置き換えてみましょう。
いつもの言葉 | 整える言葉 |
---|---|
「私だけダメ」 | 「今は途中。私は毎日できることを積み重ねている」 |
「時間がない」 | 「今日は3分だけ体を温める時間を作れた」 |
「全部私のせい」 | 「原因は一つではない。私は私の領分を丁寧に整える」 |
6. パートナーと乗り越えるコツ
- お願いリストを可視化(例:通院同伴/家事シフト/検査結果の共有)
- 「事実・気持ち・お願い」の順で伝える:
例)事実「結果はこうだった」→気持ち「ショックだった」→お願い「今日は一緒に散歩したい」
7. 当院のサポート(鍼灸・よもぎ蒸し・生活指導)
目的:自律神経・血行・ホルモン環境のバランスを整え、「落ち込みにくい体」=回復しやすい心をつくる。
- 妊活鍼灸:冷え・肩こり・胃腸の調整/合谷・三陰交など体質に合わせて施術。
- よもぎ蒸し:骨盤周囲の巡りを高め、深いリラックスへ。
- セルフケア指導:睡眠・食事・運動・呼吸法をあなたの生活に合わせて設計。
さがみ鍼灸整骨院(町田)
東京都町田市原町田4-7-12 2階|042-722-5885
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8. よくある質問
落ち込んでいる日に行っても大丈夫?
むしろお役に立てます。自律神経が乱れているときほど、施術と呼吸・温めが効果的です。
どのくらいのペースで通えばいい?
まずは週1〜隔週で2〜3ヶ月。体が整ってきたら月1のメンテナンスへ。
治療と病院の通院は併用できる?
はい、併用可能です。検査・投薬状況を共有いただければ、体調に合わせて調整します。
今日からできるチェックリスト
- [ ] 就寝前10分:湯船 or 足湯
- [ ] 4-6呼吸 × 6回
- [ ] 合谷・三陰交 各15回
- [ ] たんぱく質を毎食ひとつ
- [ ] 明日の「ごほうび時間」を1つ予約
※本記事は一般的なセルフケア情報です。強い痛み・体調不良がある場合は医療機関へご相談ください。