妊活で避けたい「自律神経を乱す食べ物」5選

不妊症

 

妊活で気をつけたい「自律神経を乱しやすい食べ物」5つと賢い置き換え術

交感神経と副交感神経の切替えがスムーズだと、睡眠・血流・ホルモン分泌・体温などが安定し、授かり体質づくりを後押しします。まずは日々の“食の刺激”を見直しましょう。

なぜ食べ物が自律神経に影響する?

血糖の乱高下、刺激物による覚醒、腸内環境の悪化、脂質過多による炎症は、交感神経優位(=緊張・浅い呼吸・冷え・不眠)を招きがち。妊活では「穏やかな血糖」「腸内の多様性」「質のよい睡眠」を守る食選びが土台になります。

自律神経のバランスを崩しやすい食べ物「5つ」

1. カフェイン(コーヒー・エナジードリンク・濃い緑茶 など)

  • 交感神経を刺激しやすく、入眠の質を下げる
  • 利尿で体を冷やしやすい/ミネラル流出
置き換え案:デカフェ、麦茶、ほうじ茶、ルイボス、白湯。
※摂るなら朝〜昼。14:00以降は控える。

2. 過剰な糖質(菓子パン・砂糖多めのドリンク・スイーツ)

  • 血糖スパイク→眠気・イライラ→夜の中途覚醒につながる
  • 腸内細菌のバランスを崩しやすい
置き換え案:主食は米中心、間食はナッツ・ゆで卵・果物少量、甘味ははちみつ少々に切替え。
※食事は「野菜→たんぱく質→主食」の順で。

3. 加工食品(揚げ菓子・スナック・加工肉・即席麺)

  • 添加物・酸化油・過剰塩分で炎症・浮腫・睡眠の質低下
置き換え案:「ご飯+味噌汁+魚/大豆/卵+野菜」の一汁一菜ベース。
買う基準は原材料がシンプルなもの。

4. アルコール

  • 入眠は早くても中途覚醒・睡眠の分断を招く
  • 肝負担→ホルモン代謝の乱れ/脱水で体温・血流低下
置き換え案:炭酸水、酢ドリンク(無加糖)、ノンアル飲料を活用。
飲むなら週1〜2回・少量・就寝3時間前まで。

5. 高脂肪食(揚げ物・クリーム・ファストフードの連続)

  • 消化に負担→寝つき悪化/胃もたれ→浅い睡眠
  • 炎症性脂質の過多は血流悪化の一因に
置き換え案:調理は「蒸す・煮る・焼く」を基本に。
脂質は青魚・えごま/亜麻仁・オリーブなど質を重視。

今日からできる置き換え&整え方

① カフェインの“時間制限”
14時以降はデカフェへ。睡眠の深さが変わります。
② 「野菜→主菜→主食」の順番食べ
血糖と自律神経の波をなだらかに。
③ 一汁一菜+発酵食品
味噌汁・納豆・ぬか漬けで腸から自律神経を整える。
④ 夜は“消化にやさしい”
揚げ物・大盛りは昼まで。就寝3時間前は軽め。
⑤ 水分はこまめに常温〜温かい
冷えを避け、血流と体温をサポート。
シーン NG例 おすすめ置き換え
砂糖入りカフェオレ+菓子パン 白湯→具沢山味噌汁+ご飯+卵/納豆
間食 スナック&甘い飲料 無塩ナッツ・ゆで卵・無糖ヨーグルト+果物少量
揚げ物+アルコール 蒸し魚/豆腐ハンバーグ+温野菜+炭酸水

自律神経を守る「1日の食べ方」サンプル

  • 起床直後:白湯→軽い深呼吸
  • 朝食:ご飯・味噌汁・卵/納豆・海藻
  • 昼食:定食スタイル(野菜多め・主菜しっかり)
  • 間食:ナッツ+無糖飲料/果物少量
  • 夕食:油控えめ・温かい汁物・就寝3時間前に済ませる
  • 飲み物:昼までカフェインOK、午後はデカフェ・麦茶・ルイボス

よくある質問

コーヒーは完全にやめるべき?

体質により差はあります。妊活期は量と時間帯の管理(午前中に小杯1〜2杯、午後はデカフェ)で様子を見ましょう。

甘いものがやめられません…

食後に少量を“予定して”楽しむ/高カカオチョコを2〜3片/タンパク質と一緒に摂るなど「計画的に」。

外食やコンビニでは何を選べばいい?

おにぎり+サラダ+味噌汁+焼き魚/冷奴など。原材料がシンプルなものを組み合わせましょう。

※本記事は一般的な情報です。持病や投薬中の方は医療専門家にご相談ください。

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公開日:|カテゴリ:妊活・栄養・自律神経