低気圧による首・肩こり|雨の前に重だるい…原因と今日からの対策
「雨の前に首が重い」「肩が鉄板のように張る」「頭痛やめまいも出やすい」——それ、気圧の変化に身体がついていけていないサインかもしれません。ここでは低気圧と首・肩こりの関係、自宅でできる簡単セルフケア、そして当院の鍼灸+整体での改善アプローチをご紹介します。
なぜ低気圧で首・肩こりが悪化するの?
1自律神経が乱れやすい
急な気圧低下は内耳(気圧センサー)が敏感に反応し、交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。すると筋肉がこわばる・血流が低下し、首や肩の疲労物質が流れにくくなります。
2組織がむくみやすい
気圧が下がると体表面の圧が弱まり、筋膜・関節周囲がわずかに膨張。既存のコリや古傷周辺の受容器が刺激され、痛み・重だるさが増します。
3姿勢ストレスが増幅
雨天は活動量が下がり、スマホ前傾姿勢が長くなりがち。低気圧で過敏になった筋膜に、猫背・巻き肩が重なると首肩の負担は一気に増します。
4片頭痛・めまいとの同時発生
血管反応や三叉神経が関与する偏頭痛タイプが起きやすく、首の筋緊張→頭痛悪化の悪循環に。首こりのケアが頭痛予防にもつながります。
こんな人は要注意(チェックリスト)
- 天気アプリで「気圧下がる日」は首〜肩甲骨が張りやすい
- 雨の前後は頭痛・吐き気・めまい・耳の詰まり感が出やすい
- 朝カラダが強張り、日中も温まりにくい
- デスクワークで猫背・巻き肩・食いしばりがある
- 睡眠の質が低い/夜更かし・寝起きがつらい
今日からできるセルフケア5選
① 温め+深呼吸(首の付け根〜肩甲骨)
蒸しタオルやカイロを頸椎の付け根〜肩甲骨内側へ10分。温めながら「4秒吸う→6秒吐く×10呼吸」。副交感神経を優位にして筋の過緊張をオフ。
② 水分+ミネラル
目安は体重×30〜35ml/日。麦茶・白湯に、マグネシウムを含む食品(海藻・ナッツ・小魚)を意識。むくみ体質は夜の塩分を控えめに。
③ かんたん姿勢リセット(壁立ち)
壁に後頭部・背中・お尻・かかとをつけて30秒。顎を軽く引き、胸を開く。1〜2時間ごとに実施。
④ ツボ押し(痛気持ちいい強さで各30秒)
- 風池(うなじのくぼみ外側)…首の重さ・頭痛に
- 肩井(肩の盛り上がり中央)…肩の張りに
- 合谷(手の甲の親指と人差し指の間)…全身の調整に
⑤ カフェインと冷えのコントロール
午後のカフェイン過多は交感神経優位を長引かせます。就寝6時間前以降は控え、足首・お腹を冷やさないよう意識。
※ 強い痛み・しびれ、手の筋力低下、発熱を伴う場合は早めに医療機関をご受診ください。
天気が崩れる前日の「1日5分 首肩ルーティン」
- 胸開き:両手を背中で組み、胸を斜め上へ20秒×2
- 首の側屈ストレッチ:右耳を右肩へ近づけ20秒、反対も
- 肩甲骨はがし:肘を大きく後ろ回し10回
- 顎引き(チンイン):顎を軽く引いて5秒キープ×5
- 呼吸リセット:4-6呼吸×6セット
当院の施術:鍼灸+整体+温活(よもぎ蒸し)で根本から整える
- 鍼灸:首肩のトリガーポイント/自律神経調整(風池・完骨・合谷など)
- 整体:頸椎アライメント、肋骨・肩甲帯の可動性改善、食いしばり対策
- 温活:よもぎ蒸しで深部の冷えを緩和し、血流・発汗を促進
- 生活アドバイス:気圧アプリの活用、睡眠・水分・姿勢の週間化
町田駅近く|さがみ鍼灸整骨院
雨の前に悪化する首・肩こりは、体質と生活リズムの両方から整えるとラクになります。
初めての方もお気軽にご相談ください。
よくある質問
気圧の影響か、単なる肩こりか、見分けるコツは?
天気予報で気圧が下がるタイミングと症状の波が一致するかを1〜2週間メモしてください。一致が強いほど気圧影響の可能性が高いです。
何回くらい通えば改善しますか?
個人差はありますが、最初の2〜4週は週1回で土台を整え、その後は間隔を空けていくケースが多いです。セルフケアの定着で持続性が高まります。
頭痛やめまいも同時にあります。施術できますか?
緊張型頭痛や片頭痛に伴う首肩の緊張は、鍼灸・整体での緩和が期待できます。ただしろれつ障害・片側の強い麻痺・激しい頭痛の突発などは救急受診対象です。
ご予約・アクセス
さがみ鍼灸整骨院
東京都町田市原町田4-7-12 2階(町田駅徒歩圏/提携駐車場あり)
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