産後の抜け毛はいつまで?ママの心と体を整える「鍼灸」の産後ケア
出産後2〜4か月頃から抜け毛が一気に増えて不安になる…それは多くのママに起こる分娩後脱毛(休止期脱毛)。
一過性で落ち着くことがほとんどですが、睡眠不足やストレス、栄養バランスの乱れで長引くこともあります。
当院では鍼灸で「自律神経」「血行」「回復力」の土台を整え、産後の髪と頭皮・からだ全体をやさしくサポートします。
なぜ産後に抜け毛が増えるの?
- 女性ホルモンの急降下:妊娠中に保たれていた髪の成長期が、産後に一気に休止期へ移行。
- 睡眠不足・授乳リズム:交感神経が優位になり、頭皮の血流が低下しやすい。
- 栄養バランスの偏り:タンパク質・鉄・亜鉛・ビタミンB群・DHA/EPAが不足しがち。
- メンタル・体力の消耗:ストレスや肩首こりが頭皮環境に影響。
いつまで続く?自然経過の目安
個人差はありますが、産後2〜4か月で増加→6〜12か月で落ち着くのが一般的です。
ただし、1年を超えても改善しない・円形に抜ける・頭皮が赤く痒い等は、皮膚科・内科(甲状腺・貧血)での確認もおすすめです。
今日からできるセルフケア5つ
- たんぱく質+鉄を“毎食”少しずつ:卵・魚・大豆・赤身肉、海藻や青菜を意識。
- ドライヤーは地肌から:濡れたまま放置せず、根元をしっかり乾かす。
- 頭皮をこすらない洗い方:38℃前後のぬるま湯→指の腹でやさしく。
- 15分だけ“横になる”回復時間:昼間に短い休息で交感神経を休ませる。
- スマホ就寝前オフ:ブルーライトを減らし、睡眠の質を守る。
鍼灸でできること(当院のアプローチ)
- 自律神経を整える:背中・腹部・手足のツボで交感神経の過緊張を緩め、眠りと回復力を後押し。
- 頭皮&首肩の血行改善:頭部周囲や肩首への鍼・温灸で微小循環を高め、栄養が届きやすい環境へ。
- 産後の体調に合わせて刺激量を調整:授乳中・帝王切開後など状況に応じて安全第一の施術設計。
- セルフケア指導:食事・睡眠・頭皮ケアの“やりすぎない”コツを具体的にお伝えします。
施術の流れ
- カウンセリング(出産歴・授乳・睡眠・栄養・既往歴を確認)
- 体表評価&頭皮チェック(こり・冷え・むくみ・炎症の有無)
- 全身調整の鍼灸(自律神経/血行/冷え・こりケア)
- 頭部周囲のポイント施術(必要時に温灸・低刺激)
- セルフケアと次回目安(週1→隔週→月1目安/体調で変動)
よくある質問
- Q. 授乳中でも鍼灸は受けられますか?
- A. はい、可能です。刺激量を最小限に調整し、うつ伏せが辛い場合は横向き姿勢で行います。
- Q. どれくらいの頻度で通えば良いですか?
- A. まずは週1回×3〜4回で土台を整え、その後は隔週〜月1に移行するケースが多いです。
- Q. 市販の育毛剤やシャンプーと併用できますか?
- A. 併用可能です。刺激が強い製品は使用タイミングを調整しますのでご相談ください。
- Q. ビタミン・鉄サプリは飲んだ方がいい?
- A. 食事で不足を感じる場合は有用なことがあります。授乳中は成分の過量に注意し、必要に応じて医療機関で確認を。
こんな時は一度ご相談ください
- 産後1年を過ぎても改善が乏しい/円形の脱毛がある
- 爪が割れる、立ちくらみ、疲れやすいなど鉄欠乏の疑い
- 強い不安・不眠・涙もろさなどメンタル不調が続く
- 甲状腺の症状(動悸・発汗過多・倦怠感・むくみ など)が気になる
ご予約・お問い合わせ
さがみ鍼灸整骨院(町田駅近く/提携駐車場あり)
お電話:042-722-5885
LINE予約:公式LINEから24時間受付
※医療行為ではありません。妊娠・授乳・持病・服薬中の方は事前にお知らせください。必要時は医療機関と連携します。