冬の妊活は「冷え」と「乾燥」が大敵!授かる体を守る3つのポイント
冬になると、手足の冷えや肩こり、生理痛が強くなる…そんなお悩みはありませんか?
妊活中の体にとって、冬の冷えと乾燥は大きな負担になります。この記事では、
「なぜ冷え・乾燥が妊娠力を下げてしまうのか」と「今日からできる対策」を分かりやすくお伝えします。
1. 冷えが妊娠力を下げてしまう理由
体が冷えると、血管がぎゅっと縮み、子宮や卵巣へ届く血液量が減ってしまいます。血液には、酸素・栄養だけでなく、ホルモンも一緒に運ばれています。
そのため、冷えが強いと次のような状態になりやすくなります。
- 基礎体温がなかなか上がらない・ガタガタしている
- 生理痛や生理前の不調が強くなる
- 排卵〜高温期が短い・不安定になる
「体がいつも冷え切っている」という状態は、妊娠の土台づくりにとってはマイナス要素。
妊活では、まず血流と体温を整えることがとても大切です。
2. 冬の乾燥がホルモンと粘膜に与える影響
冬は空気が乾燥し、肌だけでなく粘膜も乾きやすくなります。妊活中の女性にとっては、次のような影響が出ることがあります。
- 膣や子宮の粘膜が乾燥しやすくなる
- 冷え+乾燥で自律神経が乱れやすい
- 睡眠の質が落ち、ホルモンバランスが乱れやすくなる
「乾燥」は美容の問題だけでなく、妊活にも関わる大事なキーワードです。
体の内側・外側の両方から、潤いを意識してあげましょう。
3. 今日からできる冷え・乾燥対策
(1)お腹・腰・足首を集中的に温める
厚着をするよりも、お腹・腰・足首を重点的に温める方が効率的です。レッグウォーマーや腹巻き、カイロなどを上手に使いましょう。
(2)温かい飲み物を「少しずつ・こまめに」
一度にたくさん飲むより、温かい飲み物をこまめに少しずつ飲む方が、体の内側からじんわり温まります。
白湯、温かいお茶、ノンカフェインの飲み物がおすすめです。
(3)湯船に浸かる習慣をつくる
シャワーだけで済ませている方は、できるだけ湯船に浸かる習慣を。
38〜40℃くらいのぬるめのお湯に10〜15分浸かると、自律神経も整い、深い睡眠にもつながります。
(4)加湿+保湿ケアで乾燥から守る
寝室に加湿器を置く、マスクや加湿グッズを使うなど、呼吸する空気の乾燥を防ぎましょう。
肌の保湿ケアも、「バリア機能」を守る大事な妊活ケアの一つです。
(5)鍼灸で血流と自律神経を整える
冷え・肩こり・生理痛が強い方は、セルフケアだけでは限界がある場合もあります。
鍼灸では、全身の血流と自律神経のバランスを整え、妊娠しやすい体づくりをサポートします。
まとめ:冬こそ「冷え・乾燥ケア」で授かる土台を整えよう
冬の妊活では、「冷え」と「乾燥」を放っておかないことがとても大切です。
服装・飲み物・お風呂・お部屋の環境など、日常の小さな習慣を見直していくことで、体の状態は少しずつ変わっていきます。
冷えや生理痛がつらい、体質改善から妊活を整えたい、という方は、専門家と一緒に体づくりを進めていきましょう。
一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。


