授かる力は決まっている。良い精子・卵子・子宮・血液を整えるだけ

不妊症

授かる力はシンプル:良い精子・良い卵子・良い子宮・良い血液

妊活をして授かる要素は「良い精子」「良い卵子」「良い子宮」「良い血液」
授かった人も、まだ授かっていない人も、目指すゴールは共通です。
「健康で元気な赤ちゃんを出産できる“健康な体”か?」を軸に、今日やるべきことへ集中しましょう。

なぜ「体の土台」なのか

「サプリや薬を増やしているのに成果が見えない」。そんなときは、土台(生活・栄養・血流・ストレス)が追いついていないサインかもしれません。
年齢を重ねるほど体は回復に“条件”を求めます。条件が整うほど、医療やサプリの効果も発揮されやすくなります。

授かる4要素と整え方

1)良い精子

  • 酸化ストレス対策:喫煙・過度飲酒・夜更かしを避ける/野菜・果物・魚を増やす。
  • 温度管理:長時間のサウナ・膝上PC・きつめ下着を避ける。
  • 運動・体重:週150分の中強度運動、ウエスト周りの脂肪を減らす。

2)良い卵子

  • 血糖・血圧の安定:精製糖・過食を控え、たんぱく質・食物繊維を先に。
  • 睡眠の質:就寝・起床の固定/寝室の暗さ・室温調整。
  • ミトコンドリア支援:歩く・階段・軽い筋トレで“日常の運動量”を増やす。

3)良い子宮(受け皿)

  • 骨盤内の血流:冷え対策・入浴・下半身のストレッチ。
  • 自律神経:深呼吸・入浴・ルーティン化で“オンオフ”を作る。
  • 慢性炎症の回避:過度のジャンク・寝不足・ストレスの連鎖を断つ。

4)良い血液(巡りと質)

  • 栄養:鉄・亜鉛・B群・オメガ3・たんぱく質を食事中心に。
  • 水分:こまめに常温水(目安:体重×30〜35ml/日)。
  • 姿勢・筋ポンプ:長時間同姿勢を避け、1時間に1回は立つ。

よくある落とし穴:上手くいっている人の“裏側”

  1. 「やめる」も戦略:カフェ因過多・夜更かし・暴飲食など、成果を妨げる習慣を先に削る。
  2. 「増やす」でなく「整える」:サプリ追加よりも、睡眠・血糖・運動・入浴の基本が優先。
  3. 反応を見るスパンが短い:2〜4週間で“1つの変更”の効果を観察→次の一手へ。
  4. 意思決定が具体的:「早く寝る」ではなく「23:00消灯」「21:30入浴」と数字で管理。
  5. メンタルを省エネ化:やることを“リスト化→自動化”。迷いと疲弊を減らす。

今日からできる実践ステップ(ミニ計画 14日)

  1. 睡眠:起床・就寝を固定(例:6:30起床/23:00就寝)。夜はスマホを寝室外へ。
  2. 食事:毎食たんぱく質を手のひら1枚分+野菜2品、甘い飲料は“週2回まで”。
  3. 運動:毎日合計20〜30分の歩行+スクワット10回×2、階段優先。
  4. 入浴:就寝90分前に湯船10〜15分。足元の冷え対策を徹底。
  5. 記録:睡眠・歩数・入浴・甘い飲料の回数をチェック式で記録。

セルフチェック(できているに✔)

  • 23:00までに寝ている(週5日以上)
  • 毎食たんぱく質&野菜を取っている
  • 甘い飲料は週2回以内にできている
  • 1日20〜30分は歩いている
  • 就寝前に湯船に浸かっている(週5回以上)
  • 1時間に1回は立って体を動かしている
  • 水分をこまめに飲んでいる(むくみ対策もできている)

メンタルが疲弊して動けないとき

まずは「やることを1つに絞る」。例:今日は入浴だけ絶対やる
できたら手帳に✔をつける。達成の積み重ねが自己効力感を回復し、次の行動につながります。

専門家と一緒に土台から整えたい方へ

体質・生活パターンは人それぞれ。食事・睡眠・運動・血流の“あなた専用プラン”を一緒に作成します。
初回カウンセリングでは、現状分析→2週間実行プランまで具体化します。


FAQ

Q. サプリは必要ありませんか?
A. 状況により有効ですが、睡眠・栄養・運動・血流の土台が整ってこそ、効果が活きます。
Q. 年齢が高いともう遅い?
A. 年齢は要因の一つですが、「今できる整え方」は必ずあります。焦点は“比較”ではなく“改善計画”。
Q. どれくらいで変化を感じますか?
A. 個人差はありますが、まず2〜4週間で睡眠や巡りの変化を実感しやすく、その後に基礎体力やメンタルの安定が続きます。

※本記事は一般的な健康情報です。医師の診断・治療を受けている方は、自己判断で治療を中断せず医療者にご相談ください。