47歳で高齢妊娠|2年の不妊治療と体質改善で唯一の受精卵から授かった体験談

高齢妊娠という選択肢

結婚や妊活のスタートが40代から、という方も珍しくなくなり、高齢妊活・高齢妊娠は年々増えてきています。

妊活は、もちろん年齢が若い方が妊娠の確率は高く、加齢とともに妊娠率は低下していくと言われています。

ただし、「実年齢」と「体の年齢(卵巣年齢)」は必ずしも一致しません。
実際、まだ30代でもAMH値が低く、クリニックで「卵子の数は40代相当です」と言われてショックを受けた…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

仕事や環境などを理由に、妊活をどうしても先送りしてしまう方に、私がよくお聞きする質問があります。
それは──
「今、あなたは“最優先事項”を本当に優先できていますか?」
ということです。

今回ご紹介するのは、47歳で妊娠され、現在は安定期を迎えられている方のケースです。
とても真面目でお仕事熱心な方でしたが、「今しかできないこと」を優先する選択をされ、見事に妊娠へとつながりました。
40代で妊活をされている方の参考になると思いますので、アンケート内容をご紹介します。

47歳で高齢妊娠を叶えた妊活体験談(Q&A)

Q. クリニックには通われていましたか? 不妊治療はどれくらい続けていましたか?

A. 不妊治療のクリニックには、約3年間通いました。
さがみ鍼灸には2021年1月から通い始め、2年半少しお世話になっています。

Q. 当院に通院するようになって、お身体や体調はどのように変化していきましたか?

A. 漢方を飲み始めてから、風邪や花粉症の症状が以前より軽くなりました。
まだ脚先の冷えはありますが、以前に比べると全体的に血流が良くなったように感じています。

妊娠後も、マッサージなどには通えない時期がありましたが、鍼灸だけは続けて通えたことで、
肩こり・背中の張り・胃の不快感などがずいぶん緩和され、本当に助かりました。

Q. 妊娠されて一番良かったこと、嬉しかったことは何ですか?

A. 体外受精で得られた「唯一の受精卵」の胚移植で妊娠できたという、まさに奇跡のような出来事でした。
主人も私も、とても驚きました。

おそらく、それまでに体質や体調を整えていただいていたことが、
一回の移植で妊娠につながった大きな理由の一つではないかと感じています。

Q. 同じような症状・状況で悩んでいる“ベビ待ちさん”へ、アドバイスやメッセージをお願いします。

A. 妊活・不妊治療では、やはり「体質改善」がとても重要だと思います。

食生活・睡眠・運動など、基本的なことをおろそかにせず、
“身体にとって良い生活”を意識して続けることが大事だと感じました。

一人で頑張ろうとせず、村上先生に相談しながら、
アドバイスに従って生活を整えていけば、きっと妊娠につながると思います。