腸内環境と「着床」を左右する子宮内フローラの真実
「ハムやソーセージが体に悪い」というのは、今や世界の常識となりつつあります。WHO(世界保健機関)も加工肉を「発がん性があるグループ1」に分類していますが、実は不妊症や着床障害との深い関わりについては、まだ知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、加工肉がどのように腸内環境を荒らし、受精卵のベッドである「子宮」に影響を与えるのかを詳しく解説します。
1. 加工肉が「悪玉菌」を増殖させる仕組み
加工肉には、保存料や発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)、人工的な添加物が大量に含まれています。これらは、私たちの腸内に住む善玉菌にダメージを与え、悪玉菌を優位にさせてしまいます。
- 腸内環境の悪化: 悪玉菌が増えると腸壁が弱まり、毒素が血液に乗って全身へ。
- 慢性的な炎症: 悪玉菌の放出する物質が、体内で小さな炎症を引き起こし続けます。
2. 「子宮内フローラ」と着床率の驚くべき関係
近年、不妊治療の現場で最も注目されているのが「子宮内フローラ」です。以前は無菌だと思われていた子宮内にも、細菌叢(フローラ)が存在することが判明しました。
特に重要なのが、善玉菌である「ラクトバチルス(乳酸菌の一種)」です。
- 善玉菌が多い子宮(ラクトバチルス90%以上): 受精卵が着床しやすく、妊娠継続率も高い。
- 悪玉菌が多い子宮: 免疫が過剰に反応し、受精卵を「異物」とみなして攻撃してしまい、着床を妨げる原因になります。
3. なぜ加工肉が子宮にまで影響するのか?
「腸」と「子宮」は、実は密接につながっています。腸内環境が悪化して悪玉菌が増えると、そのバランスの乱れは膣を経由して子宮内へと波及します。つまり、加工肉を食べて腸内を汚すことは、受精卵のふかふかのベッド(子宮内膜)を荒らすことと同じなのです。
まとめ:今日からできる「授かり体質」への一歩
「忙しいから」「美味しいから」と食べているそのハムやウィンナーが、あなたの未来の赤ちゃんの環境を壊しているかもしれません。
- 加工肉を控える: ハム、ソーセージ、ベーコンなどを卒業。
- 発酵食品を摂る: 納豆、味噌、漬物などで善玉菌をサポート。
- 食物繊維を意識: 善玉菌のエサとなる野菜をたっぷりと。
皆さまの健康な体づくりを全力で応援しています!

