冬の妊活ガイド
「冬の妊活」はとにかく冷え×乾燥対策!
「冬の妊活」はとにかく冷え×乾燥対策!
血行を守って、授かる土台を整える。
寒さは血行を鈍らせ、乾燥は自律神経と粘膜のバリア機能を弱めます。肩こり・生理痛・睡眠の質の低下は“授かる力”の遠回り。今日から実践できるシンプルなルーティンで、子宮環境を守りましょう。
なぜ冬は妊活の土台が崩れやすい?
冷え → 血行不良肩こり・生理痛
- 末梢の血流が落ち、子宮・卵巣への巡りも低下。
- 筋肉のこわばり→肩こり・腰痛・頭痛、生理痛の悪化につながる。
- 体温が下がると睡眠の質も乱れ、ホルモン分泌のリズムに影響。
乾燥 → バリア低下粘膜ケア必須
- 空気の乾燥で鼻・喉・腟の粘膜が乾きやすく、防御機能が低下。
- 自律神経が乱れやすく、冷え・睡眠・メンタルにも波及。
- 肌の乾燥はストレス要因。ストレスは体温・血流にも影響。
セルフチェック:今の不調サイン
- 手足が常に冷たい/朝の体温が低い
- 肩こり・頭痛・生理痛が悪化しがち
- 寝つきが悪い/夜中に目がさめる
- 口・喉・鼻の乾き/肌のかゆみ・粉ふき
- 水分摂取が少ない/トイレ回数が極端に少ない
2項目以上該当したら、今日から「温め+潤い」を最優先タスクに。
“1日の理想ルーティン”完成版(冬の妊活)
| タイミング | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 起床直後 | 白湯200–300ml | 内側から温めて腸を起こす。カフェインは朝食後に。 |
| 朝食 | 温かい汁物+タンパク質 | 味噌汁/スープ+卵・豆・魚で体内産熱を上げる。 |
| 日中 | こまめな水分(目安:体重×30–40ml/日) | 乾燥対策。常温〜温かい飲み物中心に。 |
| 午後 | 10分歩行×2回+肩甲骨回し | 血流ブースト。冷えや生理痛の原因筋をほぐす。 |
| 帰宅後 | 入浴(38–40℃×15分) | みぞおち下までの全身浴+湯上がりは3分以内に保湿。 |
| 就寝前 | 足首カイロ/湯たんぽ・腹式呼吸3分 | 深部体温コントロールで入眠導線をつくる。 |
※疾患のある方、治療中の方は医療者へご相談ください。
からだケア:入浴・運動・温め・加湿
入浴
- 温度は38–40℃目安。のぼせやすい方は半身浴+追い焚き。
- 湯船に入れない日は、足湯10–15分+ふくらはぎマッサージ。
運動
- 大股ウォーク10分×2回で骨盤周りの血流UP。
- 肩甲骨ぐるぐる・猫背伸ばしで首肩こりを予防。
温めポイント
- 三首(首・手首・足首)+お腹を意識的に保温。
- 就寝時は腹巻き・レッグウォーマーで冷え戻りを防ぐ。
加湿&空気
- 室内湿度40–60%をキープ(加湿器+洗濯物の室内干しも◎)。
- 就寝1時間前に換気→暖房→加湿の順で環境を整える。
食事&水分:血と潤いをつくる
おすすめ食材
- タンパク質:卵・魚・鶏・大豆(味噌/納豆/豆腐)
- 鉄・亜鉛:赤身肉・レバー(体質に合う範囲で)・牡蠣・青魚
- 温め:生姜・ねぎ・にら・根菜・味噌汁・鍋
- 潤い:はちみつ・白ごま・れんこん・長いも・梨・海藻
水分戦略
- 目安:体重×30–40ml/日(例:60kg→1.8–2.4L)
- 常温〜温かい飲み物中心。寝る2時間前以降は摂りすぎに注意。
Good! 「温かい汁物+タンパク質」を毎食の合言葉に。乾燥する日は“はちみつ生姜湯”で喉と体を同時にケア。
鍼灸・よもぎ蒸しの活用(当院でも提供)
期待できること
- 骨盤内の血流改善・自律神経の調整
- 肩こり・冷え・生理痛の緩和サポート
- 睡眠の質向上→ホルモンリズムの安定を後押し
※効果には個人差があります。医療行為の補完としてご利用ください。
受け方の目安
- 週1回ペースから開始、体調が安定したら隔週〜月2へ。
- 生理周期・基礎体温・生活リズムに合わせて施術計画を最適化。
冬の妊活サポート(町田)|さがみ鍼灸整骨院
冷え・乾燥・肩こり・生理痛の同時ケアで「授かる土台」を整えます。
東京都町田市原町田4-7-12 2階/定休日:火曜
よくある質問
カイロはお腹と腰、どちらが良い?
冷えやすい方は「おへそ下(下腹部)」+「仙骨(腰の真ん中)」の2点使いがおすすめ。低温やけどに注意し、睡眠中の使用は避けましょう。
加湿はどのくらいが正解?
相対湿度40–60%。寝室は乾きやすいので、就寝1時間前から加湿運転にしておくと◎。
運動はどのタイミングが効果的?
日中に10分歩行×2回。入浴前の軽いストレッチも血流改善に有効です。


