妊活成功のカギは“3つの質”|精子・卵子・子宮を整える最新妊活法

不妊症

いい精子・いい卵子・いい子宮――授かるために今日から始めること

妊活のゴールは受精(いい精子×いい卵子)着床(いい子宮)。この3本柱を同時に底上げするのが最短ルートです。今日からできる「小さな一歩」をまとめました。

1. いい精子をつくる(量・運動率・DNA断片化の観点)

  • 体温管理:長時間のサウナ・ノートPCひざ乗せ・きつい下着を避ける。入浴はぬるめで10〜15分。
  • 禁煙・節酒:タバコは運動率低下・酸化ストレス増大。アルコールは週合計で適量に。
  • 栄養:亜鉛・セレン・CoQ10・ビタミンC/E・オメガ3。赤身肉ばかりでなく、青魚・卵・ナッツを。
  • 運動:週150分の中強度有酸素+週2回の筋トレで血流・ホルモン環境を整える。
  • 睡眠:7時間目標。就寝起床を固定し、就寝90分前のスマホ・カフェインを控える。

2. いい卵子を育てる(育卵は「今から3か月」の積み重ね)

  • 血糖コントロール:主食は食物繊維と一緒に。間食はナッツ・ベリー類へ。夜遅い食事は避ける。
  • 抗酸化ケア:緑黄色野菜・ベリー・緑茶。オリーブオイル・魚で良質な脂を。
  • 冷え対策:足首・首・お腹を温める。白湯・入浴・軽いスクワットで末梢循環アップ。
  • ストレス整え:浅い呼吸→自律神経の乱れ。1分の鼻呼吸・肩甲骨回しをルーティン化。
  • 周期ケア:採卵・移植予定がある方は、排卵期〜黄体期の睡眠と体温維持を最優先。

3. いい子宮(着床環境)を整える

着床は「子宮内膜の質×血流×炎症コントロール」。

  • 鉄・タンパク質:赤身肉・レバー(過剰は×)・貝類・大豆。ビタミンCと一緒に吸収率UP。
  • 腸内環境:発酵食品(味噌・納豆・ヨーグルト)+食物繊維(海藻・きのこ)。
  • 体温:就寝前の足浴や湯船。腹部を冷やさない。よもぎ蒸しは下腹部体温の自覚改善に有用。
  • 軽い有酸素:毎日20分のウォーキングで骨盤内血流を確保。
  • 炎症対策:揚げ物・トランス脂肪酸を減らし、青魚・亜麻仁でオメガ3を。

4. 今日から始めるミニ習慣(MVA=最小実行)

  1. 朝:白湯1杯 → 5分ストレッチ → 日光5分。
  2. 昼:主食+サラダ+たんぱく質(手のひら1枚)。
  3. 夕:入浴15分 → 21時以降のカフェイン/間食オフ。
  4. 運動:1日トータルで20分歩く(エレベーター→階段)。
  5. 睡眠:就寝・起床時刻を固定(±30分以内)。

※ 完璧より継続。まずは「1つだけ」固定して3日続ける→次を足す方式が成功率◎。

5. 鍼灸・よもぎ蒸しでできること

  • 自律神経×血流:鍼灸で肩首の緊張・冷えを和らげ、骨盤内の循環を底上げ。
  • 睡眠の質:寝つき・中途覚醒の改善はホルモンバランスに直結。
  • 男性不妊:下肢〜骨盤周囲の血流調整・生活習慣アドバイスで「精子の質」支援。
  • よもぎ蒸し:下腹部の温感が上がると行動継続のモチベも維持しやすい。

※ 医療的判断・投薬が必要なケースは医療機関と連携します。現在の治療方針を尊重し、補完的に支援します。

6. よくある質問

Q1. 何から始めれば良い?

A. 睡眠の固定化毎日20分歩くの2つ。ここが整うと食事や体温管理も続きます。

Q2. 夫婦で通うべき?

A. ベストは同時スタート。男性側の血流・体温・生活習慣改善が早いほど全体の妊娠確率は底上げされます。

Q3. どれくらいで体の変化を感じる?

A. 生活+施術をセットで3〜12週間ほどを目安に、睡眠・体温・生理症状・疲労感の変化を確認します。

7. ご相談・ご予約

町田駅近くのさがみ鍼灸整骨院では、妊活鍼灸(よもぎ蒸し併用)と生活習慣の伴走支援を行っています。