ダイエットで肌もキレイに!シミ・くすみ対策は体の内側から

ダイエット

ダイエットすると「肌までキレイになる」理由

ダイエットというと、

「体重を落とす」
「お腹を細くする」
「体脂肪を減らす」

そんなイメージが強いと思います。

しかし、食事内容を整えていくことで変わるのは、体重や体型だけではありません。

肌の調子や、くすみ、ハリ、そしてシミなど、美容面を考えるうえでも食生活はとても重要です。

つまりダイエットは、

「体を細くするためだけのもの」

ではなく、

「体の内側からキレイになるための食生活をつくること」

でもあるのです。

PFCバランスを整える

ダイエットでまず意識したいのが、PFCバランスです。

PFCとは、

P=Protein(タンパク質)
F=Fat(脂質)
C=Carbohydrate(炭水化物)

のことです。

体重を落としたいからといって、ただ食事量を減らせばいいわけではありません。

大切なのは、摂りすぎているものを減らし、必要な栄養をしっかり摂ることです。

特に現代の食生活では、

  • お菓子
  • 菓子パン
  • ケーキ
  • ドーナツ
  • ジュース
  • 甘いカフェドリンク
  • 揚げ物
  • ファストフード

などから、糖質や脂質を必要以上に摂ってしまうことがあります。

一方で、体をつくる材料となるタンパク質や、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足している人も少なくありません。

これでは「食べているのに栄養不足」という状態になってしまいます。

ダイエットと美容は別々ではありません

肌も体の一部です。

皮膚も、髪も、爪も、毎日の食事から摂った栄養を材料につくられています。

ですから美容というと、

化粧水を塗る。
美容液を塗る。
高価な化粧品を使う。

という「外側からのケア」に目が向きやすいのですが、それだけではありません。

毎日何を食べているのか。

こちらも非常に大切です。

体の外側だけをキレイにしようとするのではなく、体の内側から整えていく。

そのために食生活を見直すことは、ダイエットにも美容にも共通しています。

甘いものの摂りすぎと「糖化」

美容面で知っておきたい言葉のひとつが、

「糖化」

です。

糖化とは、体内の余分な糖がタンパク質などと結びつき、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質が作られていく反応です。

AGEsは加齢とともに体内に蓄積し、皮膚の老化とも関係すると考えられています。

特に皮膚では、コラーゲンなどのタンパク質が糖化の影響を受けることで、弾力やハリに影響する可能性があります。

また、糖化が進むことで肌の黄ぐすみなどにもつながると考えられています。

つまり美容を考えるなら、

「何を塗るか」

だけではなく、

「普段どれくらい糖質や甘いものを摂っているか」

という視点も必要なのです。

糖化とシミの関係

そして、今回特に注目してほしいのが「シミ」です。

シミというと紫外線だけが原因と思われがちですが、実際にはさまざまな要因が関係しています。

  • 紫外線
  • 加齢
  • ホルモンの変化
  • 炎症
  • 摩擦などの刺激
  • 生活習慣

などが複雑に関係しています。

そのうえで、糖化によって生じるAGEsとメラニン産生との関係についても研究されています。

つまり、

「甘いものを食べたから翌日にシミができる」

という単純な話ではありません。

しかし、糖質を摂りすぎる食生活が長く続き、糖化や酸化などが積み重なっていくことは、肌の老化やシミを考えるうえでも無視できない要素のひとつです。

シミ対策は外側だけではありません

シミが気になり始めると、

「美白化粧品を使わなきゃ」
「美容液を変えなきゃ」

と考えがちです。

もちろん紫外線対策やスキンケアも大切です。

しかし同時に、

毎日食べているものにも目を向けてみてください。

例えば、

朝は菓子パン。
昼は麺類。
15時にお菓子。
夕食後にアイス。
飲み物は甘いカフェラテ。

こんな生活が習慣になっていないでしょうか。

一つひとつは、

「これくらいなら大丈夫」

と思うかもしれません。

しかし、その「これくらい」の積み重ねが毎日の食生活になります。

ダイエットを始めると、こうした余分な糖質や脂質を見直すようになります。

それが結果として、美容面を考えた食生活にもつながっていくのです。

脂質も「摂らない」のではなく「摂りすぎない」

ここで注意したいのが、脂質です。

ダイエットだから脂質を完全に抜けばいい、という話ではありません。

脂質も体に必要な栄養素です。

ただし、

  • 揚げ物
  • スナック菓子
  • 菓子パン
  • 洋菓子
  • 加工食品

などが重なると、知らないうちに脂質の摂取量が増えてしまいます。

糖質も脂質も「悪者」にする必要はありません。

重要なのは、

必要以上に摂っていないか?

ということです。

キレイに痩せるならタンパク質を意識する

食事を減らすだけのダイエットで注意したいのが、タンパク質不足です。

体重だけを落とそうとして食事量を減らしすぎると、タンパク質まで不足してしまうことがあります。

タンパク質は、

  • 筋肉
  • 皮膚
  • 酵素
  • 体をつくるさまざまな組織

の材料になる重要な栄養素です。

ですから、美容を意識する人ほど、

「食べないダイエット」

ではなく、

「必要なものを食べるダイエット」

を意識してください。

魚、肉、卵、大豆製品などを毎日の食事に取り入れながら、PFCバランスを整えていきます。

野菜を増やすことも美容につながる

ダイエット野菜サラダ

SI2

ダイエットを始めると、自然と野菜を食べる量が増える人もいます。

これはとても良い変化です。

野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などさまざまな栄養素が含まれています。

特に緑黄色野菜などを食事に取り入れることで、食事全体の栄養バランスを整えやすくなります。

ダイエットだから、

「ご飯を減らした」

だけで終わるのではありません。

減らした分を、

野菜やタンパク質の多い食品に置き換えていく。

こちらの方が、体型と美容の両方を考えた食事になります。

水分不足にも注意

美容とダイエットの両方で忘れてはいけないのが水分です。

食事を気にしているのに、水分をほとんど摂っていない人もいます。

水分は体内のさまざまな働きに必要です。

また、ジュースや砂糖入りの飲み物で水分補給をするのではなく、水やお茶などを中心にすることで、余分な糖質を減らすことにもつながります。

「痩せたけれど老けた」ダイエットにしない

特に40代、50代以降で注意してほしいのが、体重だけを急激に落とすダイエットです。

食事量を極端に減らして体重が落ちても、

  • 顔がやつれた
  • 肌にハリがなくなった
  • 疲れて見える
  • 髪のボリュームが気になる

という状態では、理想のダイエットとは言えません。

目標にしたいのは、

「体重が軽い人」

ではなく、

「健康的に引き締まり、見た目もキレイな人」

です。

そのためにも、体重だけではなく体脂肪率や筋肉量、食事内容まで確認していくことが重要です。

体重が減ることだけを成功にしない

ダイエットをしていると、どうしても体重計の数字ばかりが気になります。

しかし、本当に見てほしいのは体重だけではありません。

例えば、

  • 体脂肪率が下がってきた
  • ウエストが細くなった
  • むくみにくくなった
  • 肌の調子が良くなった
  • 顔色が明るく見えるようになった
  • 甘いものを欲しにくくなった
  • 食生活そのものが整ってきた

こうした変化も大切です。

体重以外の変化まで確認できるようになると、ダイエットの意味が大きく変わってきます。

「ダイエット=我慢」ではありません

ダイエットというと、

食べたいものを我慢する。
ご飯を抜く。
空腹に耐える。

そんなイメージを持っている人もいます。

しかし、本来目指したいのはそこではありません。

今まで摂りすぎていたものを減らし、

今まで不足していたものを摂る。

これが食事を整えるということです。

例えば、

お菓子を減らす。
菓子パンを減らして卵や魚を食べる。
ジュースを減らして水やお茶を飲む。
揚げ物中心から、焼く・蒸す・煮る料理を増やす。
炭水化物だけの食事を減らし、タンパク質や野菜を組み合わせる。

こうした小さな積み重ねで、食生活は大きく変わります。

キレイになるダイエットは「体の内側」から

シミが気になる。
くすみが気になる。
肌のハリが気になる。

そうすると、どうしても外側から何かを加えたくなります。

もちろんスキンケアや紫外線対策は大切です。

しかし、その前に、

「今日、自分は何を食べたのか?」

を振り返ってみてください。

肌は毎日の生活と無関係ではありません。

食事、睡眠、運動、紫外線対策など、日々の積み重ねが肌の状態にも関係しています。

だからこそダイエットは、単に体重を減らす期間ではありません。

自分の食生活を見直し、これから先の体と肌をつくる習慣を身につける期間でもあります。

まとめ

ダイエットで大切なのは、ただ食べる量を減らすことではありません。

PFCバランスを意識し、

  • 余分な糖質を摂りすぎない
  • 脂質を摂りすぎない
  • タンパク質をしっかり摂る
  • 野菜を増やす
  • 水分をしっかり摂る

という食生活を身につけていくことです。

糖質を過剰に摂る生活が続くことで起こる糖化は、肌のハリやくすみなど、皮膚の老化を考えるうえでも意識したい要素のひとつです。

また、シミについては紫外線や加齢、ホルモン、炎症などさまざまな要因が関係しています。

だからこそ、

「痩せるための食事」

と、

「キレイになるための食事」

を別々に考える必要はありません。

余分なものを減らし、必要な栄養をしっかり摂る。

その食生活を続けることで、体重や体脂肪だけではなく、自分の体そのものを見る意識も変わってきます。

ダイエットは体型を変えるだけではありません。

これからの自分の肌、体、生活習慣を変えていくきっかけにもなります。

本当の美容は、体の外側だけではありません。

体の内側からキレイになる。

そんなダイエットを目指していきましょう。