「太ったのは運動不足だから」と思っていませんか?
「最近太ってきたのは、運動していないからかも」
そう考える方は少なくありません。
特に、これまであまり運動習慣がなかった方ほど、
体重が増えた原因を「運動不足」と考えやすい傾向があります。
しかし、体脂肪が増える大きな原因は、
単純に運動していないことではありません。
多くの場合は、
消費するエネルギーよりも、摂取するエネルギーが多い状態が続いていること
です。
つまり、まず見直したいのは運動量よりも
「何を、どれくらい食べているのか」という食生活です。
太る原因は「運動不足」よりも「食べ過ぎ」
例えば、
- お菓子を毎日食べる
- 甘い飲み物を飲む
- 菓子パンを間食にする
- 揚げ物が多い
- 外食が続いている
- 夜遅くに食べる
- 加工食品が多い
こうした習慣が重なると、
自分ではそれほど食べていないつもりでも、
摂取エネルギーは増えていきます。
例えば運動で数百キロカロリー消費したとしても、
その後にお菓子やジュース、菓子パンなどを摂れば、
簡単に上回ってしまうことがあります。
そのため、
「運動しているのに痩せない」
という場合でも、
必ずしも運動量が足りないとは限りません。
食生活の中に、
体脂肪が増える原因が隠れていることも少なくないのです。
では、食べ過ぎて太ったなら「食べなければ痩せる」?
ここで多くの方が、
次のように考えます。
「食べ過ぎて太ったのなら、食事を減らせばいい」
確かに、摂取量を適正にすることはダイエットでは大切です。
しかし、
ただ食事量を減らせばいいわけではありません。
食事を極端に減らしてしまうと、
体脂肪だけではなく、
体に必要な栄養まで不足しやすくなります。
特に注意したいのが筋肉量です。
食事量を大きく減らし、
たんぱく質などの必要な栄養まで不足すると、
筋肉量が減ってしまう可能性があります。
体重が減っても、筋肉まで落ちていたら要注意
ダイエットを始めると、
多くの方が体重計の数字だけを見ます。
しかし、本当に確認したいのは
「何が減ったのか」です。
例えば3kg体重が減ったとしても、
その3kgすべてが体脂肪とは限りません。
水分や筋肉量が減っている場合もあります。
筋肉まで減ってしまうと、
- 体重は減ったのにお腹がたるんでいる
- お尻が小さくなっただけで形が崩れた
- 二の腕が細くなったのに締まって見えない
- 顔がやつれて見える
- 以前より疲れやすく感じる
といった状態になることがあります。
これは「体重を落とすこと」だけを目的にしてしまった結果です。
ダイエットの目的は「軽くなること」ではありません
本来のダイエットで目指したいのは、
ただ体重を軽くすることではありません。
筋肉をできるだけ維持しながら、余分な体脂肪を減らしていくこと。
これが体型を引き締めるために重要です。
例えば同じ60kgでも、
体脂肪率が高く筋肉量が少ない体と、
体脂肪率が低く筋肉量が保たれている体では、
見た目は大きく変わります。
だからこそ、
体重だけではなく、
体脂肪率や筋肉量まで確認することが大切なのです。
太る方法と痩せる方法は「単純な逆」ではありません
ここが今回一番お伝えしたいポイントです。
食べ過ぎて太ったからといって、
食べなければ痩せるという単純な話ではありません。
つまり、
太る方法と痩せる方法は、真逆のことをすればいいわけではないのです。
例えば、
太った原因が「高カロリーな食品の食べ過ぎ」だった場合、
必要なのは食事を完全に抜くことではありません。
必要なのは、
- 余分なお菓子やジュースを減らす
- 高カロリーな加工食品を減らす
- 必要なたんぱく質を摂る
- 野菜や食物繊維を増やす
- 食事のバランスを整える
- 生活の中で活動量を確保する
という調整です。
「食べない」のではなく、
必要なものを食べて、不要なものを減らす。
この考え方が重要です。
筋肉を守るために「たんぱく質」は欠かせません
食事量を減らしたときに不足しやすい栄養素のひとつが、
たんぱく質です。
たんぱく質は筋肉だけではなく、
皮膚、髪、爪、ホルモンや酵素など、
体をつくる材料になります。
ダイエット中だからこそ、
必要量を確保する意識が大切です。
当院では目安のひとつとして、
体重1kgあたり1〜1.2g程度のたんぱく質
を意識していただくことがあります。
例えば体重60kgの方であれば、
1日60〜72g程度がひとつの目安になります。
ただし、
一度にまとめて摂るのではなく、
朝・昼・夜に分けて摂る方が取り入れやすくなります。
運動は「痩せるためだけ」にするものではありません
ここまで読むと、
「じゃあ運動はしなくていいの?」
と思うかもしれません。
運動が不要というわけではありません。
運動には、
筋肉量の維持や体力づくり、
姿勢改善、ボディラインづくりなど、
ダイエットにとって大切な役割があります。
ただし、
運動だけですべてを解決しようとするのは効率的ではありません。
運動している安心感から、
「今日は動いたから少しくらい食べても大丈夫」
となれば、
せっかくの運動以上に摂取してしまうこともあります。
まずは食事を整え、
その上で必要な運動を取り入れる。
この順番が大切です。
日常生活の活動量も大きなポイント
運動というと、
ジム、ランニング、筋トレなどをイメージしがちです。
しかし、
日常生活の中で体を動かすことも、
エネルギー消費には関係します。
例えば、
- 歩く
- 階段を使う
- 掃除をする
- 買い物へ行く
- 立って家事をする
- 仕事中にこまめに動く
こうした運動以外の活動も大切です。
激しい運動を始める前に、
まずは毎日の生活の中で
「座っている時間が長くなっていないか」
を確認してみるのもよいでしょう。
ダイエットで確認したい4つの数字
ダイエットを感覚だけで進めると、
「食べていないのに痩せない」
「頑張っているのに変わらない」
という状態になりやすくなります。
そこで確認してほしいのが、
次の4つです。
- 体重
- 体脂肪率
- 筋肉量
- 食事量
体重だけで判断するのではなく、
体脂肪と筋肉の変化を一緒に見ることが大切です。
良くも悪くも、
毎日の習慣は数字に反映されます。
「少ししか食べていない」
「そんなに間食していない」
という感覚よりも、
一度記録して確認してみることで、
原因が見えてくることがあります。
自分の「普通」を一度確認してみてください
長年続けている食生活は、
自分にとっての「普通」になります。
しかし、
その普通が必ずしもダイエットに適しているとは限りません。
例えば毎日のお菓子も、
本人にとっては当たり前になっていれば、
「食べ過ぎ」という認識がないことがあります。
同じように、
- 朝食を抜く
- 夜にまとめて食べる
- ジュースを水分として飲む
- パンだけで食事を済ませる
- 野菜をほとんど食べない
といった習慣も、
何年も続けば普通になってしまいます。
ダイエットは、
自分を責めることではありません。
今の生活を数字で確認し、
必要な部分をひとつずつ修正していくことです。
まとめ|「食べない」ではなく「正しく食べる」
太った原因を運動不足だけに求めてしまうと、
とにかく運動量を増やそうとしてしまいます。
一方で、
食べ過ぎが原因だと気づいても、
今度は極端に食事を減らしてしまう方がいます。
しかし、
どちらも極端です。
大切なのは、
- 太った原因を正しく知る
- 余分な摂取を減らす
- 必要な栄養は確保する
- 筋肉をできるだけ維持する
- 体脂肪を少しずつ減らす
という考え方です。
太った原因と、痩せるための方法は別々に考える必要があります。
「太ったから食べない」
ではなく、
「何を減らして、何をしっかり食べるのか」
を考えていきましょう。
当院ではInBodyなどを使い、
体重だけではなく、
体脂肪率や筋肉量を確認しながら
ダイエットを進めています。
自己流で食事を減らしているのに体型が変わらない方は、
一度「体重」ではなく
「体の中身」を確認してみてください。
町田でダイエットについて相談したい方へ
ダイエットは、情報をたくさん集めることよりも、
「今の自分は何を優先した方がいいのか」を整理することが大切です。
さがみ鍼灸整骨院では、
現在の身体の状態や生活習慣を確認しながら、
ダイエットをサポートしています。
これからダイエットを始める方、
身体を整えたい方もご相談ください。

